A. ランゲ&ゾーネ リトル・ランゲ1 “25th アニバーサリー” 181.066

A. ランゲ&ゾーネ リトル・ランゲ1 “25th アニバーサリー” 181.066

Ref.:181.066
ケース径:36.8mm
ケース厚:9.5mm
ケース素材:ホワイトゴールド
ストラップ:手縫いのブルーアリゲーター(縫い目グレー) 、ホワイトゴールド製ピンバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.L121.1(ランゲ自社製、ランゲ最高品質基準準拠)、72時間パワーリザーブ(完全巻上げ状態)、43石、毎時21,600振動
仕様:時、分およびストップセコンド機能搭載スモールセコンドによる時刻表示、アウトサイズデイト、パワーリザーブ表示AUF/AB、シルバー無垢ダイヤル、ブルースチールハンド
限定:25本、限定番号刻印入り

A.ランゲ&ゾーネは、25周年というランゲ1 ファミリーの歴史の中で重要な区切りとなる年を記念するため合計10モデルのコレクションを制作し、ブランドの象徴に成長したアイコンウォッチを称えます。

 リトル・ランゲ1が誕生したのは1998年のことです。ケース直径はおなじみのランゲ1よりも1.7ミリ小さい小柄なリトル・ランゲ1ですが、デザインと技術では一歩も譲りません。ランゲ1と同じく、オフセンターデザインのダイヤル上でランゲ独自のアウトサイズデイトが存在感を示し、パワーリザーブ表示AUF/ABが残り駆動時間を示します。アウトサイズデイト調整ボタンはデザインを配慮してケース表面と同じ高さに埋め込まれています。

  2018年に発表されたリトル・ランゲ1と同様に、2015年に新設計された手巻きキャリバーL121.1が、この記念モデルでも時を刻みます。そのムーブメントは、瞬転式アウトサイズデイト表示、ランゲ自社製フリースプラング式ヒゲゼンマイを備えた大型の偏心錘付きテンプ、そして72時間のパワーリザーブを蓄えるツインバレルを備えています。

ユリス・ナルダン フリーク X 2303-270/03

ユリス・ナルダン フリーク X 2303-270/03

Ref.:2303-270/03 // 2303-270.1/03
ケース径:43mm
ケース素材:チタン
ストラップ:レザーまたはアリゲーター
防水性:50m
ムーブメント:自動巻き、Cal.UN-230、72時間パワーリザーブ
仕様:オープンムーブメント(文字盤無し)ムーブメントの軸周りを回転するフライングカルーセル バケットムーブメント

「フリーク X」 コレクションで繰り返し採用される優れた素材は間違いなくCarbonium®バージョンです。航空グレードのCarbonium®は、最新世代の航空機の胴体部や翼用に航空業界で使用されている、新しく超軽量で耐久性のある素材です。つまり、現在の最新航空機に最も重要で不可欠な構成部品です。Carbonium®の製造は、航空機の製造において切り落とされたものを使用しているため、ほかのカーボン複合材よりも環境への影響が40%少なくなります。高圧と高温を必要とする複雑なプロセスにより、Carbonium®は径7μmのカーボンファイバーがおりなすオーガニック模様の根本的な美しさを引き出す高性能素材となります。

  Carbonium®のような素材が使用されていることにより、あえてほかとは一線を画すモデルであることに改めてはっきりと気づかせてくれます。科学の力でこれまで考案されてきた最も強靭でしなやかな素材の中でもとりわけこのneXt-generation(次世代)カーボン複合材を使用したこのモデルは、専門的にも技術的にも飛びぬけて優れているため、大胆かつ急速な影響力を放ちます。

  このneXt-generation(次世代)素材をウォッチに初めて使用したのがユリス・ナルダンです。耐性と軽量性の比率は他に類を見ず、息をのむほど美しい大理石模様が施されることにより、一点一点のウォッチが二つとして同じものがない絶対的な一点ものとなっています。

ブルガリ ルチェア スケルトン 桜 日本限定モデル SAP103108

ブルガリ ルチェア スケルトン 桜 日本限定モデル SAP103108
Lvcea Skelton Cherry Blossom Japan Limited edition

Ref.:SAP103108
ケース径:33mm
ケース素材:ステンレス スティール
ストラップ:18kピンクゴールド製ラグ付き、ステンレススティール製アーディヨンバックル付きピンクのアリゲーター
防水性:30m
ムーブメント:自動巻き、Cal.BVL 191SK(自社製)、42時間パワーリザーブ、毎時28,800振動(4Hz)
仕様:時・分・秒表示、カボションカットのピンクストーンとブリリアントカットのダイヤモンドを施した18kピンクゴールド製リュウズ、18kピンクゴールド製ベゼル、ピンクゴールド製&ピンクラッカーのブルガリロゴのオープンワークダイアル、ダイヤモンドを施したピンクラッカーの桜モチーフ、レッドラッカーの針
限定:100ピース、全国のブルガリブティックにて発売

ステンレススティール製ケースに華やぎを感じるピンクゴールド製ベゼルを纏ったウォッチのダイアルには、優しい桜色のラッカーで表現されたブランドロゴと、眩いばかりの光を放つダイヤモンドを中心に、周囲には桜色の花びらを象ったモチーフがしなやかに舞い降りました。

「ルチェア スケルトン」は、2018年4月洗練された機械式コンプリケーションウォッチの領域に於いて、遊び心ある新作ウォッチとして誕生しました。緻密さを楽しむ女性のためにデザインされた「ルチェア スケルトン」は、スイスにあるブルガリのル・サンティエ マニュファクチュールで手作業により作られた極めて複雑な自動巻きBVL191スケルトンムーブメントを覗かせます。ブルガリの「ルチェア スケルトン」は、時を刻むムーブメントの動きに感動を与えるデザインであるのみならず、ウォッチメーカーであるブルガリのロゴをデザインの中に融合させた希少なスケルトンウォッチとして、瞬く間に人気を博しました。

  このたび誕生する「ルチェア スケルトン 桜 日本限定モデル」は、桜の開花を悦ぶ特別な高揚感を表現しています。日本の四季の移ろいを楽しむ豊かなひとときこそ、ぜひ纏っていただきたい贅をつくした逸品です。

ロレックス サブマリーナ5513 ヴィンテージであってもロレックス、他のブランドと比べるとはるかに使いやすい

ロレックス サブマリーナ5513 ヴィンテージであってもロレックス、他のブランドと比べるとはるかに使いやすい

さて、前回よりお送りしておりますロレックス・サブマリーナ5513(前期型)のインプレですが・・・

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今回は実際に使ってみた感触です。

ヴィンテージとはいえ、基本頑丈なロレックス。 メンテナンスを施した工房にもよると思いますが、僕が購入したお店では当時の200m防水は無理としても、現行のロレックス・デイトジャストと同じくらいの100m防水程度は保たれているとのこと。

他のブランドのヴィンテージとなれば、まず防水面で不安なものが多く、汗をかく夏場は使用できないものが殆どです。

ところがこの1960年代のサブマリーナ、50年以上前のものであるにもかかわらず、夏場でも遠慮なしに使うことができます。 これは大きいですよね。

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最近ヴィンテージスポーツロレックス市場の相場がかなり上がってきていますが、ロレックスのブランド性もさることながら、この防水面での使いやすさも大きな理由であると思えます。

あとはやっぱりヴィンテージスポーツロレックス独特の個性でしょうか・・・

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今の6桁現行スポーツロレックスは、みんなケチのつけようがないほどよくできていますが、スマートにできすぎていて、ちょっと退屈に感じることが僕にはあります。

これは非常に贅沢な感情なのですが、できすぎていて自分の思い入れが入り込む余地がないような・・・いいんだけど、なぜかワクワクしない。

現行品のサブマリーナノンデイトも新品で購入したものの、3ヶ月ほどで売却してしまっています。

できすぎていて面白くない・・・車でいえばト●タのような感じなのでしょうか・・・本当に贅沢なのですが。

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よく「付け入る隙がない」というのは褒め言葉、または少なくとも非常に優れたものに対して使うことが多いように思えますが、僕個人の考えでは「付け入る隙がない」というのは機械式腕時計としてはあまり面白くないと思えます。

機械式腕時計自体がそもそも必要がないもの。 付け入る隙だらけなのです(笑)

家電製品ではなく、その個性を楽しむ機械式腕時計の場合は、少なくとも欠点と個性は紙一重であり、あまりにもできすぎていてもそれが感動として伝わってこない・・・

「ふ〜ん、そうなの?」で終わってしまうのです。

ロレックス デイトジャスト 16200 ホワイトローマン 同じ5桁のデイトジャストでも中のムーブメントが異なるものが存在する

ロレックス デイトジャスト 16200 ホワイトローマン 同じ5桁のデイトジャストでも中のムーブメントが異なるものが存在する

さて、今回の「時紡ぎ」は前回に引き続き、ロレックス デイトジャスト 16200 ホワイトローマンです!!

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1980年代以来2006年までおよそ20年に渡って続いた5桁黄金時代を飾る傑作定番ですね。

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(ネット上より画像を拝借しています:Cal.3135)

搭載されているムーブメントはCal.3135。 このムーブメントは現行の6桁デイトジャストにも引き続き搭載されています。

ただ、ロレックスはいつのまにか新技術を続々と導入しているので、おそらく今店頭に並んでいるデイトジャストには耐磁性があるパラクロームヒゲゼンマイなどが導入されているものと思われます。

なので、ムーブメントの名称こそ”Cal.3135″と同じでありながら少し違う仕様のものになっていると考えた方がいいのかもしれません。

もちろん基本構造は同じです。

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(ネット上より画像を拝借しています:Cal.3035)

実は1990年ごろまでのデイトジャストには上の画像のCal.3035というものが搭載されていました。

Cal.3135との主な違いは上の画像のように時計の心臓部であるテンプにある輪っか「テンワ」を支えているブリッジが片方から支えている構造だということです。

ca31-35

(ネット上より画像を拝借しています:Cal.3135)

それがCal.3135になると上の画像のようにテンワを両側から支えるようになります。 ツインブリッジですね。

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実はブリッジが片方から支えているCal.3035は、サブマリーナ16800にも搭載されていました。

16800はムーブメントが1時間に19800振動から28800振動へとハイビート化した最初のサブマリーナでしたが、ここからさらに5桁サブマリーナの最終モデルである16610へとバージョンアップすると、ムーブメントもツインブリッジのCal.3135へと切り替えられています。

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サブマリーナの世代交代でムーブメントが変わったのと同時に、同じく日付表示があるデイトジャストのムーブメントもいつの間にか同じように変わったと思われます。

こういう密かなバージョンアップがロレックスの場合は頻繁に見られるので、現在のCal.3135も型式番号こそ同じでありながら、その実は5桁のデイトジャストに搭載されているCal.3135と比べるとやはりバージョンアップされたものになっているのだろうと考えるのは自然なことのように思えるんですよね。

ブライトリング ナビタイマー A232B35NP 外装はやはり高レベル。

ブライトリング ナビタイマー A232B35NP 外装はやはり高レベル。 鬼の仕上げを誇る近代ブライトリング世代

外装に関しては、このナビタイマーがデビューした1年後の2004年に、鬼の外装のクロノマット・エボリューションがデビューしています。

そのクロノマットとほぼ同じ時期にデビューしていますから、外装はかなりのレベルに達していると思え、全面鏡面仕上げに映り込む像が歪みのない滑らかな曲線を描いています。

余計なものが映り込まない、ケースのシェイプに合わせてすっと伸びた反射像・・・さすがです。

そりゃあ、確かにここにプッシュボタンをつけたくはないですね。

クロノグラフ秒針の根元にある”Breitling”の”B”のマーク。 針の側面は滑らかに処理されており、不満はありません。

ただ、ブライトリングの最強の強みにして、最大の弱点となるのですが、この鏡面ギラギラの外装・・・これが本当に着ける人を選びます。

デザイン的に押しが強いクロノマットならまだしも、古典的な男の道具デザインであるナビタイマーにこのギラギラ感・・・。

過剰なお色気ムンムンという気がします。 これが意外とファッションに合わせづらい・・・。

でも、本来虜になってしまう、ズッポリとはまってしまうような魅力を備えた時計というものは、このように好き嫌いがはっきりと分かれる時計ではないでしょうか・・・。

こういった異色定番ナビタイマーこそが本来はお勧めしたい時計なんですよね。

ロレックス デイトナ・エル・プリメロ 16520 使ってみると「クロノグラフ」だとは感じさせない

ロレックス デイトナ・エル・プリメロ 16520 使ってみると「クロノグラフ」だとは感じさせない、普通の時計であることの凄さ ロレックス・クロノグラフの完成形

仕様:ステンレススチールケース&ブレスレット、自動巻きムーブメントCal.4030(ベースムーブメント:ゼニス Cal.400)、パワーリザーブ52時間)、サファイアクリスタル風防、防水性:100m防水、ブラック文字盤(夜光塗料インデックス&針(トリチウムのため現在は発光せず)、クロノグラフ)

サイズ:ケース横39.5mm、厚み約13.0mm

定価:生産終了品

忘れた頃にしれっと更新する「STYLES:流儀」です(笑)

まあ、これからマイペースで忘れた頃に更新するかもしれませんが、かまってやってくださいませwww

さて、はるか昔に執筆した前回の記事に引き続き、今回の記事のお題は「ロレックス・デイトナ・エル・プリメロ」です。

これもまたいい時計ですね。

昔はなんともいい加減な時計だって思ってました。

当時の現行世代である116520と見た目はそれほど変わらないし、歴史的なクロノグラフムーブメントを積んでいるって言っても、僕らには中の機械は見えないし(笑)

なのに、相場的な事情で現行のデイトナを上回るお値段が付いてしまう、

実際、手にした感触としては、やっぱり150万円を超えてしまうような時計ではないかな(笑)

ロレックスはその辺りがブランド的に異常な側面を持ってますよね。

でもね、使ってみるとやっぱりいい時計なのよ。

何せ気を遣わない。 いや、プレミアついてるロレックスだから気を遣うんだけど(笑)、物理的にフツーの時計のノリで着けることができるんですよ。

そりゃあ、贅沢を言えば、手巻きデイトナが欲しかったりする・・・

フラッグシップ・デイトナでありながらも少し控えめなサイズの趣味の良さ・・・、男の子なら誰でも虜になるパンダ顔。

こりゃあ、最高ですわ。

オメガ、伝説のキャリバー321を再生産

1月8日(火)、オメガは手巻きクロノグラフムーブメント、キャリバー321の再生産を発表した。基本設計を1942年のCHRO 27にさかのぼるこのムーブメントは、高名なスピードマスターはもちろん、80年代以降はパテック フィリップやヴァシュロン・コンスタンタン、ブレゲ、オーデマ ピゲなどからも、コンプリケーションのベースムーブメントとして採用された。

 リリースによると、復活の経緯は以下の通りである。

「このような輝かしい背景を持つムーブメントの復活には、最大限に正確であることが求められます。今回のキャリバー321プロジェクトにおいて、オメガはエキスパートからなる専属チームを結成し、このムーブメントを生み出すために2年以上の間、極秘に作業を進めてきました。少数精鋭の専属チームのメンバーには、研究者、開発者、歴史家、そして最高の技術を持つ職人と経験豊かなウォッチメーカーが顔を揃えています。プロジェクトの機密性を守る目的で、メンバーたちはこのプロジェクトを“アラスカ11”というコードネームで進めてきました。これは、1960年代と70年代にNASAのために極秘で行われたスピードマスターの開発に用いられたコードネームと同じです」

「ムーブメントをできるだけ正確に再現するために、オメガのチームは第2世代のキャリバー321を参考にして、広範囲に及ぶ歴史的調査と当時の計画の情報を収集しました。それだけではなく、1972年のアポロ17号計画の際に宇宙飛行士ユージン・“ジーン”・サーナンが着用していた実物のスピードマスターST 105.003を、デジタルスキャンテクノロジーを用いて内部解析も行いました。サーナンは月面歩行をした最後の人類であり、彼のスピードマスターは現在ビール/ビエンヌにあるオメガ ミュージアムに保管されています。彼の時計に搭載されたキャリバー321は、オメガが今回のプロジェクトにおいて参照すべき完璧な設計基準をもたらしてくれました」

 レマニア(後にヌーヴェル・レマニア、現ブレゲ マニュファクチュール)が開発したこのムーブメントは、ブレゲがレマニアを吸収するにあたって、生産がブレゲに移管された。しかし、2018年の早い時期に、オメガで副社長を務めるジャン=クロード・モナションはクロノス日本版編集長の広田雅将に対して「キャリバー321に関する工具や製造機械は、すべてブレゲからオメガに移管した。その機械を使って、現在キャリバー321のリバイバルを行っている」と説明していた。

 今回発表されたのはムーブメントのみ。しかしオメガは、2019年3月に開催されるスウォッチ グループの見本市でその搭載モデルを発表するだろう。

オリジナルのCal.321。1968年にクロノグラフの制御がカム式に改められたCal.861が後継機種として登場したが、コラムホイール式を採用する同機を支持する愛好家は多い。